白紙委任状を渡す際に注意すること

委任状というのは、あなたが何かを任せたということを意味する書類です。

あなたが署名捺印するのが普通で、この委任状があれば、周りの人たちは、あなたに代わって、委任状に書かれていることを任されているのだ、あなたの代わりに委任状に書かれたことをやっているのだ、と考えることになり、委任状を持っている者がしたことは、あなたがやったことと同じだと見られます。

そしてあなたは、委任状を持った者がやったことで、権利を得ることにもなりますが、責任を負うことになります。

印鑑証明書を添え、委任状には実印を押すことになり、その委任状は、なおさら、委任状に書かれたことを任せているのだ、委任状を持った者は委任状に書かれていることをあなたのためにやっているのだということを、はっきりさせることになります。

いい結果だけを受け取ることはできない

委任状というのは、以上のように、委任状を持った者がやったことは、あなたがやったことと同じだということを認めさせる力があります。

あなたがスポンサーからお金を借りる時に、あなたの委任状を持った者が、お金を貸してくださいと言い、スポンサーがその委任状に基づきお金を貸してくれることになれば、あなたはお金を借りれることになりますが、当然のことながらあなたはスポンサーに借りたお金を返す義務が生じます。

委任状を持った者がスポンサーからお金を受け取ってあなたに渡してくれれば、あなたはスポンサーにお金を返すことに異存はないでしょう。

しかし、委任状を持った者がスポンサーから約束より多い額のお金を借りてきてしまった場合はどうでしょう。

さらに本当はお金を借りるつもりで委任状を渡したのに、委任状を持った者は高い買い物をしてしまい、あなたがその商品代を負担しなければならないということになったらどうでしょうか。

委任状に書かれている内容によって、委任状を持った者があなたから任されている事項が決まってくるのが基本ですから、委任状に書かれている事項の結果について、あなたは責任を負わなくてはなりません。

白紙委任状を差し出すということは、そこにどんな内容のことが書き込まれるか分からない、内容を他人任せにしてあなたがコントロールできないとうことです。

白紙委任状を出すということは、最終的にどんなリスクを負うか、対策の立てようがないということなのです。

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