未成年にお金を貸した

一般の未成年の場合、まだ両親の親権に服しており、お金を借りるなどの法律行為をする時には、法定代理人である親権者(親)の同意を得なければならないとされています。

もし、親権者(親)の同意を得ないで、お金を借りたりした場合は、取り消すことができます。

二つの例外がある

これには二つの例外があります。
その一つは、未成年でも婚姻をした場合には、成年に達したものとみなされるというものです。

結婚して家庭を持ったのに、まだ親の親権に服しているというのは、いかにも不自然です。

成人に達した人と同じ権利、義務を持たせないと、通常の生活ができないという不都合があるため、成年に達したとみなされるのです。

もう一つは、両親より営業を許された未成年は、その営業に関しては、成年者と同一の行為をする能力があるとされているものです。

これが例外とされる理由は、未成年者の婚姻の場合とほぼ同じですが、さらに、親権者が包括的に同意していることが理由です。

しかし、許された営業に関してのみ行為能力が認められるものですから、前者よりみとめられる範囲が狭いということになります。

両親に対する請求は

未成年であって、その両親に「友人から度々借金をして踏み倒しているのを見て見ぬふりをしていた」などの問題があったとしても、未成年者が成人と見なされる以上、両親に請求する権利はありません。

両親が事情を知って、任意に払ってくれれば別です。

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